2014年6月10日火曜日

もりもりと

その昔、田代平での牛の放牧には柵などなく
高原や、店の周りに
たくさんの牛馬を見ることができたものです
今は人の手を加え残している芝生も
当時は放牧された牛や馬たちがその役目を担っていました
レンゲツツジには毒性があるといわれ
感覚的にそれを知る牛などは食むことをしなかったそうです
「昔、田代さもっともっとつつじあったきゃなぁ」
(「昔は、田代平にもっともっとつつじあったよね」)
 と、年配の人たちが口にするのは
牛たちがレンゲツツジ以外の植物を食してくれたおかげで
見渡す限りの高原に
レンゲツツジの朱色が目立ったからなのではないでしょうか
大きな大きなレンゲツツジの株
つつじの小径沿いにある見事な木です
もりもりと花が咲いています
落ちた花まで物凄い量
高原で咲くマルバシモツケの花
小さくて可愛い花の集合体です

冬の雪に押しつぶされてぺちゃんこになっても
春になれば立ち上がる
レンゲツツジは強いんです
 

 


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