2017年4月29日土曜日

GW突入!

本格的にGWの休みに入った今日
ガイドクラブの事務所には
朝から見知ったお客さんたちが続々と訪れていました
ところが今日は朝からの雨
恨めしそうに空を見上げていました
「ならば弘前の桜」と、出掛けて行く人も続出
雨が落ち着くのを粘り強く待ち続けた人たちは
午後から山へと出掛けることができました
雨上がりの山は墨絵のような色模様でした
みぞれ混じりの雨だったという山頂駅付近
再びうっすらと白くなったようです
みんなの迎えを引き受けた僕は事務所へ帰館
でもただでは戻りません
途中キクラゲ採りを楽しんで滑り降りました
日当たりのいい道端に咲くキクザキイチゲ
雪が解けたと思ったらすぐ咲き出す
なんとも強い生命力です
お陽様に向かって元気に咲いていました
賑やかになってきた八甲田
明日はどんな山がみんなを待っているのかな

2017年4月27日木曜日

寒風吹く中を

昨日は終日雨が降り続いていました
夜半からはずいぶんと冷えたらしく
今朝の山々は霧氷がとりついて白く見えていました
うっすらと白くなった山へ出掛けてきました
寒風が吹く中を登って行く
安比高原自然学校のSaitou校長
みんなからはBunmeiさんと慕われています
毎春の八甲田ツアーに来てくれました
一緒に来たSetsukoさん
登りも滑りも楽しんでいたようでした
みんなで滑った斜面に陽が当たって
滑り易い、いい雪でした
ブナやミズナラの森を滑って、一路箒場へ
「今年もここ(箒場)に来られたわぁ」とSetsukoさん
「まだまだ大丈夫ですよ」とBunmeiさんと僕
休んだ年もありましたが
平成13年に初めて八甲田で僕と滑ってから
ずっと続いているこの三人での八甲田ツアー
この山で滑る為と
シーズン中は安比で練習を続けているというSetsukoさん
ガイド冥利につきます


2017年4月25日火曜日

SKIを通じて

先日、ある夜の集まりがあり出掛けてきました
FULLMARKSのWakaや隊長含めたガイドクラブの面々
長く日本のモーグル代表として活躍した上村愛子さん
そして、いつも八甲田に来てくれるお客さん数名と
賑やかな夜を楽しんできたのでした
その時の一枚
同世代の三人
GENIESS NATURの長谷健一郎氏(中)と
BUMPSの石川睦氏(右)
長く八甲田に来てくれて僕と滑っているけれど
二人は初対面だそうです
こちらの二人、共通の知人の話で盛り上がっていました
若い頃、オーストリアのスキー国家検定を取得して
今も多くのお客さんに慕われ、スキー教師を続ける長谷氏
かたや、若い頃はプロスキーヤーとして活躍
現在、東京神田でスキーのプロショップを経営し
コアなお客さんたちに慕われる石川氏
三人共、長くスキーに携わる仕事を続けています
SKIを通じて知り合ったこの三人で
話し、酒を酌み交わすことができて
本当にうれしい夜でした
また来シーズン
二人と、そして彼らを慕うお客さんたちと
八甲田で一緒に滑るのが今から楽しみです
 
今日も変わらず
楽しい一日を過ごしてきました

2017年4月24日月曜日

澄み渡る空

週末はグズついた天気が続いた八甲田でしたが
今日は朝からきれいな青空が広がる
気持ちのいい一日になりました
ブナの向こうには高田大岳と澄み渡る空
南八甲田の赤倉岳
その向こうに十和田三山を見ることができます
ガイドクラブ本隊はロープウェーから
僕は終点の谷地温泉近くから登って
高田大岳を目指しています
ずいぶんと登ったところで
本隊がピークから滑り降りて来た!
先頭を滑るはKasai
秋田からのKudouさんも
シンクロして斜面を滑る
GENIESS NATURのHaseさん(前)とFumiさん
昨日までのお客さんたちを見送って
今日は二人でツアーに参加
初めての山に喜んでくれた様子でした
長い行程にも参加したみんなは
特別な山、高田大岳を楽しんでいました
終日の好天にみんなの顔は
日焼けして真っ赤になっていました
ようやく八甲田の春スキーらしい
雪と天候になってきたようです

ここからは昨日のお話
GENIESS NATURの
八甲田バックカントリーキャンプは昨日が最終日でした
最後に山を越え箒場に来ることができて
みんなは大喜びしてくれました
毎年恒例のうちの店でのコーヒータイムの一コマです
FULLMARKS北海道代表
Motizuki YuudaiとAraiba Takao
箒場でラーメンとカレーを食らうの図
ちゃんとビールも飲んでいます
湯気で彼らが曇っています
二日酔いにはラーメンだよね
 

 



2017年4月22日土曜日

雨のち雪、のち笑顔

朝、山へと向かう道すがらから
雨がシトシトと降り出してきました
雨は次第にみぞれ混じりとなり強く降っています
そんな雪が落ち着いた午後の山に出掛けてきました
ガスに覆われていた山も姿を見せて
山に出掛けることができて笑顔のみんな
GENIESS NATUR校長Haseさんのアグレッシブな滑り
八甲田バックカントリーキャンプ常連Nakadaさん
みんなから学級委員長と慕われています
スピードに乗ったターンを決めるAraiさん
午前中はゲレンデを滑って練習していたみんな
いい雪に「山に行けて良かったぁ」と
終点に辿り着いて笑顔で言っていました
みんなスキーが好きなんです



 

2017年4月21日金曜日

春の八甲田で

越後湯沢の中里スキー場をベースに活動している
スキースクールGENIESS NATURのみんなが
今年も春の八甲田バックカントリーキャンプにやってきました
厳冬期の1月に続いて、今シーズン二度目の八甲田です
昨日雪が降った山も、今日は春らしい陽気に
薄日が射す中、お目当ての斜面へ向け登って行きます
大斜面を楽しむ
 Hase Fumi先生の滑り
雄大な眺めを楽しんで来たのでした
 
いつものメンバーに
初めてこのツアーに参加したメンバーも加わって
スキー好きのみんなと過ごす
賑やかなツアーが始まりました
 


2017年4月19日水曜日

春待つブナの森

青森でもいよいよ桜が開花しました
平年よりも早い開花だそうです
ここ一週間の暖かな風で一気に咲き始めたようです
南風は雪を解かし、木々の春をも早めます
春待つブナの森
今日も風が強く、雨も降っていました
残念ながら二日続きのツアー中止です
暖かな陽射しが降り注ぐ
日当たりのいい場所では
ブナの新芽が膨らんでいました
久しぶりに出掛けたいつものブナ
冬を過ごし、新緑の頃を待っているよう
午後には高原に虹が架かって

桜が早いということは
ブナの芽吹きも早いのかもしれません
GW後半には
新緑の下でのスキーが楽しめるかもしれませんね


2017年4月18日火曜日

霧の森へ

僕にしては珍しく、夜中の強い風で目が覚めました
雨を伴った風がゴーゴーと音を立てて吹いていました
「下(市内)でこんだば、山どうなってるんだべ」
そう思いながらうとうとしていたようです
朝、山へと向かう道路には
風で落とされた木々の枝が散乱
そして、まだ風は強く吹きつけていました
八甲田ロープウェーHPで確認すると
山頂駅付近では南東の風38m/sとなっていました
今日はガイドクラブのツアーは中止です
箒場に戻ると、山の西側と比べ風も弱く
驚くほどの静けさでした
ヤマセの冷たい風が森の中まで霧を運んでいました
 
霧の森へと歩を進めるのは
FULLMARKS白馬店のEguti
イベントを終え、一人八甲田に残って
今日はツアーに出掛ける予定だったのですが
あえなく中止となり、それならばと
「雛岳に行って来ます!」
霧雨の中、一人出掛けて行ったのでした
「いい森ですね」と、笑顔で戻ってきました
ハウチワカエデの枝に雨の滴が
この霧は昼過ぎには風に流されなくなりました
そして、その後に猛烈な南西の風が吹き始めたのです
風が木々を揺らす音が
山鳴りとなって轟音となっていました
強い風が吹く今年の春です
 

2017年4月17日月曜日

風のあとには

長く続いた強風はひと段落
久しぶりに青空で穏やかな朝を迎えました
5日連続で運休していたロープウェーに乗って
いつものようにみんなで山に出掛けてきました
前にここから見た景色より
さらに山は木々で黒々としてきたようです
それでもまだ雪はたっぷり
待ち焦がれたコンディションに足取りも軽いみんな
「今日の斜面の雪は良さそうだ」
そう思いながら登って行きます
 Masuくんのテレマークターン
いい雪に滑りも絶好調です
Tanakaさんも
斜面にきれいなターン弧を描いていました
山裾から見た山々の斜面には
各ガイドツアーのシュプールがきれいに見えていました
風のあとには
滑り易い、そしてきれいな面の雪が
みんなを待っていたのでした
爽快な気分を味わうことができた一日になりました


2017年4月16日日曜日

止まぬ風

連日の強風に見舞われている八甲田
今日も南西の風が強く
ロープウェーは5日連続の運休となりました
ガイドになって、記憶にないほどの強風です
朝、慌ただしく移動して今日も麓から山を目指しました
強風に煽られながらの山歩き
登りの途中からガスとなり
いざ滑り出す時もガスの中でした
それでも東向きの斜面を滑って標高を落とすと
きれいな青空と雄大な景色を見ることができました
FULLMARKSのショップツアーに
参加のみんなも大喜びでした
 気持ちのいいブナの森を滑って
お決まりの箒場のラーメンでツアーを終えたのでした
強風とガスの中を歩いて
青空の下に滑り出る感覚は
言葉では言い表すことができない爽快感があります
長く歩いた疲れも青空に報われたようで
参加したみんなは最後は笑顔でした